昨日、厄除けのお札を納めに深川の成田山東京別院・深川不動堂に行ってた。
永代通りから本堂へ行く参道は通称「人情深川 ご利益通り」と呼ばれており、菓子店や食事処などが並んでいるのだが、休日や縁日(毎月1日・15日・28日)は屋台が出たり、沿道の店が飲食物の店頭販売などを行っていたりする。
通りに入ってすぐ、「Mareego」という店の店頭でこんなものを見つけた。
「ホットワイン」¥500
小さめの寸胴に赤ワインが入れられ、一緒に煮込まれたリンゴが浮かんでいる。
それをレードルで紙コップに注いで供されるのだが、リンゴ以外にも果物や野菜、香辛料など14種類の材料が煮込まれ、独特の味わいを醸し出すのだ。
寒い冬にはもってこいのホットリカーである。
粉末のシナモンを少量加えて飲むのがおすすめ。
トルコ人の屋台で売ってるドネルケバブで小腹を満たしたあと、お札を納め、お礼参りを済ませて不動堂を出てすぐ、「Didean」という店の店頭でこんなのを見つけた。
「獺祭の酒粕で作った甘酒」¥400
(画像は2口ほど飲んだ後の写真です…)
獺祭といえば、非常に入手困難といわれている山口県岩国市の地酒だ。
その酒粕で作った甘酒はうまくないはずがない!と思い、思わず注文。
やっぱりうまい!
ちょっと甘味が強い気もするが、しつこい甘さではない。寧ろ上品な甘さで、2杯目もいけそうな感じだった。
甘酒を飲み干してコップを店員に渡そうとした時、こんな一文を目にした。
「獺祭 磨き五割」¥800
(これも1口飲んだ後の写真です。実際はグラスいっぱいに注がれてます。)
獺祭を飲んだことがないだけに、このチャンスを逃す手はない!と思い、半ば調子に乗る感じで注文。
初獺祭の味は…ただ「うまい!」の一言。
純米大吟醸大好きの自分でも、このうまさは格別といっていいだろう。
今回飲んだ磨き五割は獺祭の中では入門編といったところだが、精米度がもっと上の獺祭(磨き二割五分など)はもっともっとうまいのではないだろうか。もっとも入手困難だけに飲むチャンスはそうそう訪れないだろうがw
獺祭の余韻が残る中、ほろ酔い気分で家路についたのでした。